ケージの選び方

【ケージの必要性】

ケージを使用せず部屋の中を自由に開放する方法や、サークルで囲うのみの飼育方法などもありますが、うさぎさんの習性(縄張り意識やスプレー行為)や事故防止、ケガや病気時の管理のしやすさなどを総合的に考え、当舎ではケージ使用を中心とした飼育をオススメしています。


【購入方法】

・小動物の取り扱いがあるペットショップ
・うさぎ専門店
・ホームセンター
・インターネット通販

ペットショップやホームセンターで手に入れることが主流でしたが、現在はインターネットから様々な種類のケージを手軽に購入できるようになっています。
その分、安全性に不安があるものや、明らかにうさぎさんの飼育に向いていないものも多数存在していますので、デザインや価格だけで選ばないようにしましょう。

【選び方】

≪サイズ≫

うさぎさんの品種によって推奨されるサイズが異なります。

・ネザーランドドワーフなど(体重1㎏未満~1㎏前半)
 最低幅60㎝以上のケージ

・ホーランドロップなど(体重1㎏半ば~2㎏)
 最低幅80㎝以上のケージ

≪床材(スノコ)≫★重要

ケージの床の素材です。
金属のワイヤー製、プラスチック製、木製などがあり、それぞれ良い点悪い点があります。
金属のワイヤー製は、おしっこやうんちなどがしっかりと下に落ちるのでスノコ上に汚れが残りにくく、うさぎさんの足の裏を清潔に保つことができます。一方で、接地面が少なく足の裏に負担がかかると言われているため、皮膚が繊細ばレッキスや体重の重い品種にはオススメしません。
プラスチック製は、穴の間隔が広いため接地面が広く、足への負担が少ないです。一方で、排泄物などがスノコ上に残りやすく、足の裏の汚れの原因になりやすいというデメリットがあります。
木製は足への負担が一番少ないと言われていますが、プラスチック同様おしっこなどが残りやすいので注意がひつようです。

当舎では、金属のワイヤー製(ワイヤーメッシュ)を推奨しています(品種や年齢などにより推奨しない場合もあります)。


【おすすめのケージ】

・ネザーランドドワーフにおすすめのケージ

・ホーランドロップにおすすめのケージ
小動物用品メーカーとして有名な三晃商会のケージです。
お掃除がしやすい引き出し式トレイ、おしっこ跳ね防止、足元を清潔に保つワイヤーメッシュスノコと、うさぎさんを飼育するうえで必要な要素をすべて兼ね備えた王道のケージです。

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